トレランハック

【トレランハック】魚の力を借りて走る - カツサプ、サカナのちから

2019年11月16日

マラソンのレースと異なり、トレランは10〜40時間も動き続けることが求められます。

山を走るわけですから、登り降りによって筋肉疲労や損傷が半端ないことは容易に想像できるかと思います。

長時間動き続けるためにはジェルなどで補給する糖質だけでなく、筋肉疲労や損傷を抑えるためにアミノ酸も必要なのです。

友人からの口コミで使い始め、今もお世話になっている"持久力を高める"サプリメントをご紹介します 😋。

アミノ酸って何で必要なの?どんな効果があるの?

以前の記事で書きましたが、運動は心拍数によって糖質と脂質の利用率は違えど、それらをエネルギーに変換して使います。心拍数が高ければ高いほど糖質の利用比率が高くなる。

ただ、身体の糖質が足らなくなると筋肉中のタンパク質を分解したアミノ酸を原料に脂質をエネルギーにして、肝臓などでブドウ糖を合成して使います(糖新生)。アミノ酸の中でも必須アミノ酸であるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)は身体で作れません。糖新生のため筋タンパク質が失われる=筋肉を損傷し、筋力の低下を引き起こします。

よくマラソンで飲まれるBCAA配合の「amino VITAL(アミノバイタル)」、「Amino Value(アミノバリュー)」、「MEDALIST(メダリスト)」の粉末や飲料は、筋肉中のタンパク質が分解され・失われるBCAAを補給するためのものです。
補給することで筋肉の損傷を防ぎ、長時間動き続けること&走り終わった後の回復を促進してくれます。

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実は乳酸はエネルギー源

長年「乳酸が溜まって体が重い、動かない」「疲労は乳酸が原因」と乳酸は悪役と見なされてきました。

そんな中、2004年に発表された論文「Lactic Acid - The latest Performance-Enhancing Drug」で驚くことが明らかになりました。

乳酸はエネルギー源でもある

どういうことか説明しましょう。

筋肉は2種類の筋線維で出来ています。

遅筋線維:持久力に必要な筋肉
速筋線維:瞬発力に必要な筋肉

速筋線維で作られる乳酸を遅筋線維にいるミトコンドリアが食べてエネルギーに変えてくれるのです。

そして、このミトコンドリアは乳酸という餌が多ければ多いほど増えてくれます。
普段からたくさん飼っていると「乳酸を大量にエネルギー変換してくれる=疲れ知らずで走ることができる」ということになります 😲。

運動をしている時に「ややきついなぁ」と思う⇛乳酸が多く出始めるラインがLT値(乳酸性閾値)と言われます。

この値付近で運動すると

乳酸が出る
⇛ ミトコンドリアがたくさん作られる
⇛ 乳酸分解力が高まる
⇛ エネルギーを生みやすい身体になる

上記を意識して日頃の練習をするとエネルギー変換効率が良くなるということですね。

魚から作ったサプリメントは凄いぞ

とはいえ、飲むだけで走るのが楽になるんだったら頼りたくなりますよね 🙃。

カツサプ」というカツオから作ったサプリメントが凄いんです。

魚って長時間動き続けてますもんね。

凄さ

豊富なBCAA ⇛ 筋疲労や損傷を回復させる
乳酸分解力 ⇛ ミトコンドリアが乳酸を使ってエネルギーを生み出すことを促進

さらに、アミノ酸をもっと吸収しやすくした形「ペプチド」なので吸収スピードが速い。

タンパク質:大きすぎて吸収しづらい
アミノ酸:小さいが一個ずつ吸収するので時間がかかる
ペプチド:数個をまとめたもので効率的に短時間で吸収できる

カツサプの効能はもちろんですが、味も良いです。カツオの出汁の味がします。糖質のジェルを中心にやたらと甘い・酸っぱいものが多い補給食の中、「カツオの出汁」は飲みやすいです。日本人だなぁと思いますね。疲れた胃にも受け付けてくれやすいのです。

わたしは20kmに1袋のペースで補給してます。飲まない時代に比べると、レース中の筋疲労はもちろん、レース後の筋肉痛も最小限になりました。

女性トレイルランナー 丹羽 薫さんも愛用してる

いつも笑顔でニコニコ走っているのが印象的なプロトレイルランナー 丹羽薫さんも愛用しており評価が高いようです。

普通なら長いレースの後半は、乳酸をエネルギーに変換する処理をしきれなくなって、段々乳酸が溜まり、脚や臀部に筋肉痛のような痛みが出てくるのですが、今回は不思議なことにそれが全くありませんでした。 アスリートの声より効果

まとめ

ポイント

・激しい運動では筋疲労・損傷が発生するため、リカバリーにアミノ酸は必要
・トレランは長時間&脚に負荷がかかるためマラソン以上にアミノ酸は必要
・乳酸は疲労の元凶と邪魔者扱いだったが実はエネルギー源でもある
・ミトコンドリアにより乳酸をうまくエネルギーに変換できるとより長く走る事ができる
・筋疲労・損傷を防ぐ&乳酸のエネルギー変換に「カツサプ(魚のペプチド)」は有効である

以前の記事でふれた「ファットアダプテーション」で脂質優位の身体にしつつ、乳酸をエネルギーに変換しやすい身体にすれば最強では?と思ってます。

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こんなのもあります「サカナのちから」

魚のペプチドつながりでこんな別商品もあります。

こちらもたまにレースで使っています。10kmで5粒ペース。錠剤である点は味さえも気にする必要ないのがメリットです。ただし、公式サイトで見た限り、「乳酸をエネルギーに変換」の記載が無いため、「カツサプ」の2つ目の強みを持っていないかもしれません

アスリートでは奥宮 俊裕さんや大瀬 和文さんが使っているようです。

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