トレイルランニングレース

きつい - 第6回 上州武尊山スカイビュートレイル(2019/09/22, 23)本番編

2019年9月24日

「第6回 上州武尊山スカイビュートレイル」に参加してきました。このトレイルランニングのレースは国内屈指の難易度で私にとって完走は憧れです。

結論から言うと、完走出来ず・・・。武尊山手前の「手小屋沢」で1分のタイムアウトでした。A2の「宝樹台スキー場」までは昨年よりも調子良く走れたんですが、武尊山の登りの微妙なアップダウンで足挫いてしまいました・・・お恥ずかしい。ただ、昨年よりも力はついた実感はあります。

レースの序盤までですが、記録として残しておきます。

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上州武尊山スカイビュートレイル 2019の完走率

まずは、気になる完走率ですが、140kmの部は「68.04%」!
思った以上に高かったです。みなさん、凄いな。

種目出走者DNF完走者完走率
140km84827157768.04%
70km5546049489.17%
30km312131199.68%

上州武尊山スカイビュートレイルの受付

川場村の体育館が受付。1年ぶりで懐かしいー。田舎出身のわたしには落ち着く場所です。

上州武尊山スカイビュートレイルの受付会場

上州武尊山スカイビュートレイルの受付会場

体育館ではポイズンリムーバー、防寒着上下、コップ、エマージェンシーシートをチェックされました。

上州武尊山スカイビュートレイルの受付会場-体育館の中

上州武尊山スカイビュートレイルの受付会場-体育館の中

ノースフェイス(northface)のシューズ・バッグが参加賞。これ、便利そう!

上州武尊山スカイビュートレイルの記念品 ノースフェイスのシューズ・バッグ

上州武尊山スカイビュートレイルの記念品

「山田・三枝 没後30周年記念大会」とのことで、開会式が変に仰々しいものでした。衆議院議員などお偉いさん方の挨拶が続きます。プロデューサーの横山さん、眠そう笑。

上州武尊山スカイビュートレイルの開会式

上州武尊山スカイビュートレイルの開会式

付けたゼッケンで断面図が確認できるのは便利。高度の記載もあると、尚嬉しい。

上州武尊山スカイビュートレイルのゼッケン

上州武尊山スカイビュートレイルのゼッケン

前日は宿を取り忘れたしまったので、近くの道の駅「川場田園プラザ」で車中泊しました。ルール上、前日の車中泊はNGです、ごめんなさい。この道の駅の駐車場は非常に広く、駐め放題。三連休ということもあり、キャンピングカーが多く、駐まっておりました。トレイルランレースのために駐車している人もちらほら。

追記:「川場田園プラザ」、年間190万人も来場するすごい道の駅でした。2019/11/07のカンブリア宮殿でも特集してました。

上州武尊山スカイビュートレイルのスタート

早朝2:00〜3:30にドロップバッグを預け、4:00にスタートしました。予報と異なり、雨も降らず天気は持ってくれました(夜から雨だったそうです)。

上州武尊山スカイビュートレイルの140kmの部は848人が実際に参加しました。自分も含めてですが、朝の4時からこんなレースに参加する人が800人以上もいるなんて頭オカシイですよね笑。

上州武尊山スカイビュートレイルのスタート会場

上州武尊山スカイビュートレイルのスタート会場

上州武尊山スカイビュートレイル最序盤 剣ヶ峰へ

スタートし、アスファルトの道路を少し走った後に山の登りが始まる。昨年と比べ、A1に到着する前に一度川辺に降る部分が無くなってました。泥濘んで危なかったからかな?。

写真は、A1の「川場スキー場第4駐車場」。去年と比べて渋滞が激しかったのか、スタート位置が後ろだったのかで5分遅く、6:00ちょい過ぎに到着。トレイルサーチによると順位はちょうど真ん中。ここから最初の山、剣ヶ峰(2083m)を目指します。

A1の川場スキー場第4駐車場

A1の川場スキー場第4駐車場

今回は2回目だったので息も切らすことなく景色を楽しみながら、休むこともなく登り続けることが出来ました。これ初めての方は辛かったのでは?頂上と思ったら、ニセの頂上というのが2回続くので心折れると思う笑。

上州武尊山スカイビュートレイル 剣ヶ峰までもう少し

剣ヶ峰までもう少し

頂上は狭いので4人ぐらいしか立てません・・・なのですぐに降ることになります。目の前に武尊山が見え、「降らずにあそこに直接行けませんか?」とボランティアの方に冗談言う人が多かった笑。その気持分かる!

上州武尊山スカイビュートレイル 剣ヶ峰頂上

剣ヶ峰頂上

上州武尊山スカイビュートレイルの試練 武尊山へ

降りの渋滞が去年以上で酷かった。A2の「宝樹台スキー場」に着いたのは10:00少し過ぎ。昨年より15分遅い。ただ、事前に作ったタイムテーブル通りなので焦りませんでした。

群馬名物お切込みヤマキめんつゆ仕立て、稲荷寿司を食べて15分ほど休憩し、スキー場を逆走で登ります。山は変化があって登りが楽しめますが、変化の無いスキー場はとにかく、つ、つらい・・・いつまで登っても終わらない感じがします。運が良いのか・悪いのか、この時間帯は晴れていて背中から直射日光が・・・かなりバテました。

上州武尊山スカイビュートレイル 川場スキー場を逆走で登る

川場スキー場を逆走で登る。奥に見えるのがA1のエイド。

こんなにバテることあるのかと自分で驚くぐらいゆっくりと、W1の「裏見の滝駐車場」へ。タイムテーブル上は10遅れ。しかし、思ったほど遅れていない。ここから武尊山を目指します。次の関門「手小屋沢入口」まで2時間近くあるので余裕とこのときは思っておりました。

残り2kmのところから、剣ヶ峰にはなかったアスレチックな登りが始まります。ハセツネに似てるかなぁ。登って少し降って、登って少し降ってが続きます。そんな時に「ぐきっ!」、左足首をやってしまいました。ヤバい、ただ後1kmだから次の関門までは行こう、そこでどうするか考えようとひたすらゆっくり登り続けました。まわりの人も「まだかよ」「例の分岐どこだ?」「道間違えたのかな?」と終わりのない登りを続け、ようやく人の声が聞こえる場所に到着したときには14:05の関門に1分遅れてました・・・。まぁ、ここを時間前に到着してもA3まで9km近く降る自信はなかったので良かったのかなぁと。。。ただ、残念ながらここからのショートカットは無く、自力でW1まで戻る必要があるのが辛かったです・・・。

この降りの時にたまたま、TDS(UTMB)で同じタイミングでリタイヤした人がいて「奇遇ですね」「我々の実力は140kmを完走するには不十分。修行が必要ですな」と笑いながら話したのはいい思い出。

終わりに

準備編で「リタイヤするぐらいなら関門アウト。諦めない。」と決めていたのは守れたので最低限の目標はクリア。ただ、ゲレンデの逆走で想定以上にバテたのは練習不足なんだろうなと思う。A2までひたすら降って疲れた脚で登りにギアチェンジするのが苦手なんだろう。乳酸溜まった状態で登り続ける練習してみようかなぁ。某道場のトレーナーが昔言ってくれたことを思い出した。

筋トレして疲れた身体で走り始める練習を!。トレランは疲れてからが長い。疲れに慣れたほうがいい。

68%も完走率があるようなレースは必ず完走できるような身体にしたい!

次は再来週に「峨山道トレイルラン」。早く、脚を治そう。

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