トレイルランニングのレースってお金かかりますよね・・・。
国内のレースでざっくり
- 参加費で1.5〜4万円(距離による)
- 前日宿泊費で5,000〜1万円
- 往復移動費で1.5〜4万円(場所による)
他にリュック、シューズ、衣類、補給食などの装備品で4万円以上は軽くかかります。さらに海外だと20〜30万円が軽く消えて無くなります・・・😱。小遣い制の家庭だと厳しいですよね・・・。
これらの出費を抑える方法として「ふるさと納税」があります。
わたしも活用してお得にレース参加してます。今日は簡単に制度内容とどうお得なのか紹介したいと思います。
また、トレランほどではないですが、マラソンも遠征するとそれなりに費用がかかるため参考になるでしょう。
もくじ
ふるさと納税とは?なぜ ほぼ無料になるのか?
「ふるさと納税」とは地方自治体に寄付をすることで、所得税や住民税の還付・控除が受けられる&寄付先からお礼の品が貰える制度です。「ふるさと」が誤解を生んでいますが寄付先は自身の出身自治体でなくても良く、全国どこでも選べます。
寄付した額は以下のように異なる形で戻ってくるため、実質「寄付先からお礼の品」をほぼ無料で手にすることが出来るのです。ただし、年収により寄付の上限額は決まっています。詳しくはふるさと納税「全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安」をご確認ください。
寄付した合計額 - 2,000円 = 所得税の還付金 + (翌年の)住民税の控除額
ふるさと納税でどんなものがお礼に貰えるの? さとふる、ふるさとチョイス、楽天など提供サイトは多数
各自治体に関係しているありとあらゆるモノがお礼の対象となっています。自治体で作っているお肉・お米・果物などの食べ物、電化製品、水・酒などの飲料、ギフト券など。
参考までに、私の家は夫婦共働きで2人の年収合計を上限にお肉やお米を中心とした返礼品を貰いお得に生活しています。お肉は定期便で申し込んでおり、毎月、とある自治体からステーキ、ハンバーグ、しゃぶしゃぶ肉が届くのを楽しみにしています。
ふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」と「さとふる」を例にすると以下のようなカテゴリから返礼品を選ぶことが出来ます。
実はこの中にトレイルランニングやマラソンに関係するお礼の品が眠っています。
ふるさと納税するのにはどういった手続きが要るの?
意外と簡単なのです。
たとえば、2019年にふるさと納税したい場合、
step
1ふるさと納税サイトにユーザー登録する
step
22019年末までにふるさと納税サイトでお礼の品を選ぶ
step
3確定申告(2020年2月中旬〜3月中旬)する
step
42019年に収めた所得税の一部が還付される(2020年3月末〜4月目安)
step
5住民税が控除され安くなる(2020年6月分から)
ふるさと納税でトレイルランニングやマラソン関連を手に入れる
さて、ここからが本題です。ふるさと納税サイトにはトレイルランニングやマラソンに関係するお得な返礼品が眠っています。
トレイルランニングやマラソンレースの出場権を無料で手に入れる
私は2017年に白馬国際トレイルランに出場する時に納税することで無料にしました。寄附金額30,000円は上記に書いたように所得税・住民税として戻ってきます。通常、ロングコース(50km)の参加料は10,000円します。
こちらは2018年にハセツネにふるさと納税枠で申し込んだ時のもの(サイトのページが無かったので明細にしてます)。ハセツネの参加料は通常、15,000円します。
中には気をつけないといけないレースがあります
例えば、「信越五岳トレイルランニングレース」の場合、100kmで「ふるさと納税枠」が用意されていますが、寄付額(30,000円)+参加料(25,000円)がかかります。寄付額は実質無料だとしても、参加料はかかるということです。
信越五岳トレイルランニングレースは人気レースで申込みが殺到し、すぐに埋まることで有名です。そこで、一般枠よりも敬遠されがちな「ふるさと納税枠」を選び、確実に申し込むというのも1つの作戦かもしれません。一般枠と同じ出費(寄付額は戻ってくる)ですし。
次に「UTMF」の場合、寄付エントリーがありますが、これはふるさと納税ではありません。
ふるさと納税対象をどう探すか?
各ふるさと納税サイト上で「トレイルランニング」と検索すれば他にどんなレースが申し込めるか確認することが出来ます(注. 過去分や売り切れ分は検索できないこともあります)。
トレランレースの申込みは通常、RUNNETやスポーツエントリーサイト経由になると思います。気になるレースを検索して、そこに「ふるさと納税枠」があるか確認するのも手です。
もちろん、ふるさと納税はマラソン大会の出走権もあります。「マラソン」で検索するといくつか出てきます。
トレイルランニング・マラソン関連グッズを無料で手に入れる
出場権の紹介をしましたが、他にもランニングに必要なグッズを手に入れることも出来ます。
たとえば、岡山県笠岡市。SAVASの工場があり、プロテインがお礼の品対象になっています。
タイプ3 ENDURANCE系のプロテインを愛用しているので納税しようかな😏。
グッズの工場がある自治体が該当するグッズを提供していることが多いです。ランニング用の靴下、キャップ、リュックなども探せます。「トレイルランニング」よりも「シューズ」「靴下」「リュック」のようにグッズ名で検索したほうが見つけやすいです。
ふるさと納税とアマゾン(amazon)ギフト券
2019年5月までは返礼品としてアマゾンギフト券がありました。寄付金欲しさに自治体がこぞって還元率高めのアマゾンギフト券を出展していたため、国から問題視され禁止となりました。2019年3月に「改正地方税法」が成立し、「3割を超える還元率」「地場産品以外」の返礼品を提供している自治体は、2019年6月以降の寄付控除から外されることになったのです。
消費者からすると嬉しいんですけどね、ギフト券使って何でも買えることになるので 😭。
たまに、自治体ではなくふるさと納税サイト自身が「寄付金の○%分をアマゾンギフト券で還元する」キャンペーンをしているのでチェックすると良いかと思います。
「ふるさとプレミアム」は2019/07/01〜10/31まで3%還元をやっていますね。急ぎましょう!
トレイルランニングやマラソンのレース開催場所へ無料で移動する
レースの開催場所が遠い場合、交通費も馬鹿になりません。
出場権、グッズに比べると探す難易度が高いですが、お宝は眠っています。
たとえば、この高速バス「新宿〜富士五湖線」往復乗車券、山中湖の忍野で毎年開催されている「富士忍野高原トレイルレース」への遠征に使えそうです。
これは茨城在住の方が関西に遠征する時に使えます。また、「OSJ奥久慈トレイルレース」は茨城県で開催しています。神戸在住の方が茨城方面に遠征する時に使えるかも。
レース開催場所に無料で泊まる
こちら、スパトレイル〔四万to草津〕の宿泊に使えますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?出来る限り費用を抑えてトレランを楽しみたいですね。
ココがポイント
・「ふるさと納税」は実質無料で返礼品を手にすることができる
・「ふるさと納税」を活用してトレラン費用を抑えることが出来る
・トレイルランニングのレース出場権、グッズ、遠征の移動手段(高速バスや飛行機)を実質無料で手に入れられる