レースはいつ以来だろう?と振り返ると、2019/12/15に開催された「復活!房総鋸山トレイルランレース」が最後でした。
去年は台風被害、今年はコロナの影響でレースが次々と中止になったんですね。
このOSJ安達太良山レースが開催できたのも関係者の尽力の賜物だなぁと感謝しております。楽しめました!本当にありがとうございました🥰。
2020 OSJ安達太良山トレイルレース(2020/09/06)準備編
今年初のレースとしてOSJ安達太良山を選択しました。🤗 東京の感染者数が増え始め、中止になるリスクはありますが、2ヶ月先の開催に向けて準備していきます。 *50Kは定員に達したようです ...
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*レース中の写真ですが少ないです・・・後半は撮影する余裕(体力)が無く、序盤だけがんばりました。すみません。
もくじ
東京からOSJ安達太良山の地、福島へ
前日の9/5 午前中に自宅を車で出発し、東名・首都高・東北道を約5時間走らせます。福島県の岳温泉に到着したのは14時過ぎ。自分ひとりで運転を5時間するのは初めて。しかし遠かった・・・。
残念ながら前日はずっと雨でした・・・2年前の嫌な予感。山の下りがぐちゃぐちゃになってないか心配です。
まず宿泊する「mt. inn(マウント イン)」にチェックインして、レースの受付が開始される16:00までゆっくりします。
mt.innは温泉街のTHE 旅館ではなく登山などアクティビティが集うオシャレにリノベした宿でした。しかも大分前に予約していたので早割でリーズナブル。
受付は近くの体育館です。
ゼッケン番号によって受付する時間帯を変えることで三密にならないように工夫されてました。
ゼッケンと共にPowerBar、コンプレッションタイツ、温泉無料券などが付いてました。OSJなのに豪華!
きっと、明日は下半身中心に泥んこまみれになるので温泉無料券は有り難い。しかも、mt innの温泉も対象。
夕食は名物のソースカツ丼を食べようと思ったのですがレース参加者が大勢並んでいたので断念。仕方なくファミリーマートの弁当で済ませました。
OSJ安達太良山 当日
早めの21:00に寝床について翌日の3:30起き。寝ぼけ眼で準備し出発します。嬉しいことに雨は止んでました。
会場のあだたら高原スキー場までは車で10分ほど。スタートの6:00まで1時間少し余裕があったので車で仮眠・着替えてスタート地点へ向かいます。
空気が澄んでいて良い感じです。
今回、三密を避けるために荷物預かり場所を用意していないため、自動車の人は車内に、公共交通機関で来た人はテント持参でテント内に置く必要がありました。
エントリー人数は50Kで436人。昨年が409人のため、増えてますね。
今年は出場できるトレランレースがかなり限られているためエントリー数が増えたのではないでしょうか?
川崎雄哉さんや高村貴子さんら有力選手も参加してました。
OSJ安達太良山2020のコース
コースは2019年までと異なりました(昨年までは準備編を参照)。
右下のスタート・フィニッシュ地点から反時計まわりに周り、一度スタート地点に戻ってきて、再度安達太良山を登るコースです。赤色を一周し、青色を一周するということです。
① 安達太良山 頂上へ
まず、スタートから安達太良山頂上へ標高差 600mを一気登ります。前半はやや渋滞してましたが、久しぶりのランで息が切れていたので丁度よい休憩となりました。
② 最初の歩行区間
環境省との取り決めで環境に配慮して歩行する必要のある区間がいくつか設けられてます。
ルールを守って歩いている人が大半ですが、中には「それ、歩きじゃなく走ってるでしょ」と思える残念な人もいました。
こういう人はレースに出るなと言いたい!ルール違反して順位が上がって嬉しいのだろうか?😤
この区間、安達太良山らしさが堪能できる絶景で通過するのが気持ちよかったです。
ここ、確か2019年まではコース対象になってなかったので見れない風景なのでは?
③ ひたすら下りポイント
最初のエイドポイントまで下り続けます。2019年までは途中で折り返すのですが、三密を避けられるようにスキー場を降りきった場所をエイドとしたようです。
ただ、折り返して登ってくる選手も大勢いるのでソーシャルディスタンス保つのに難しい箇所です。
500mlのペットボトルを最大3本受け取れます。自分はまだ水が残っていたので2本だけ受け取りました。水ばかりだと飽きるので事前に用意してきた麦茶の粉をペットボトルに入れました。
さてさて、ここから折り返す上りが意外と一番つらかった。なぜか脚があんまり動かなかったんですよね・・・尿酸がたまり過ぎたか。
④ 2つ目の歩行区間 硫黄の臭い
温泉街によくある硫黄の臭いが強い箇所でした。こういうところを通過できるのもOSJ安達太良山の面白いところ!
⑤ 胎内岩
一人がやっとくぐれる穴があって順番に通過していきます。ザックが邪魔で詰まってしまう人も。
⑥ 下りが泥んこ祭り
3つ目の歩行区間が過ぎたあたりから次のエイドに向けて下りです。
前日の雨の影響で泥んこ祭り。
レース開始時は靴の中が水で濡れないように気をつけてましたが、水たまりに靴がどっぷり浸かってもなんとも思わなくなってきます。
また一度、ずっぽりと靴が泥の中にハマり、脚だけ抜けたこともありました。
⑦ 沢アドベンチャー
第2エイドで少し休憩と補給を取り、出発。
くろがね小屋までの上るわけですが、これまでと風景が異なります。鎖や紐をつたって岩を登ったり、膝まで浸かる川を横断したり、アドベンチャー感が強いコースでした。そのため、飛ばしたくても飛ばせない神経使う部分でした。
⑧ ひたすら林道
くろがね小屋まで登った後は林道をスタート地点まで下ります。比較的走りやすい林道です。
上位選手が2周目の安達太良山を終えてものすごいスピードで抜いていきます。
どんだけ速いねん・・・下るというよりも落ちていく感じですかね・・・。
そして2周目
スタート地点について、2周目の安達太良山へ。もう脚がくたくた。
わたしが最も苦手なのは同じところを走ること。コースを知っていると、辛さが蘇りやすい・・・。
ただ、疲れていたおかげで無の境地でもくもくと登ってまた林道走ってやったこさでゴール!
(ゴールの写真撮り忘れた・・・)
最後に
レース後にmt. innさんのお風呂入って、二本松市内のホテルで一泊してから月曜日の早朝に帰宅しました。
久しぶりのレースを走って感じましたが、コロナの影響で外出が減った分、運動能力が落ちてますね。。。
次のレースが70km超えなので今のままだと厳しい、練習せな。
役に立ったギア
安達太良山のコースは枝をかき分けながら進まないといけないところが多く、腕や脚がこすれるんですよね。前回出場したときは傷だらけになり、レース後のお風呂がしみるしみる。
今回は腕と脚を守れるように以下を着ました。
腕は冷却効果のあるこれ
脚はコンプレッション系