根室港海岸の今日・明日・1週間の天気

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北海道の根室港は、根室市に位置する重要な港湾で、オホーツク海側の根室港区と太平洋側の花咲港区から成り立っています。古くから貿易港としての歴史を持ち、現在は北方海域の漁業基地や周辺地域の生活物資の流通拠点として活躍しています。また、「北方四島交流事業」やCIQ（検疫・検査・検証）施設の充実により、外国貿易船の輸入水産物の拠点港としても利用されています。

根室港区は、漁船や官公庁船、交流船を係留しており、北方領土への玄関口として重要な役割を果たしています。また、『ねむろ港まつり』や『根室かに祭り』などのイベントが開催され、地域の活性化に貢献しています。

花咲港区は、日本国内有数のサンマ漁やサケ・マス漁、タラ漁が行われており、外来船によるウニやカニの輸入も盛んです。特にサンマの水揚げは6年連続で日本一を誇ります。

根室市周辺は豊かな自然に恵まれ、野鳥の宝庫としても知られています。風蓮湖や納沙布岬では多くの野鳥を観察することができ、沿岸にはハナサキガニやホッキ、ナガコンブ、エゾバフンウニなど多様な水産生物が生息しています。

さらに、根室市内の落石地区は、太平洋に面し、自然豊かな湖畔や砂浜が広がる観光地としても人気があります。落石岬への道中には、ユルリ島やモユルリ島が見える風光明媚な景観が楽しめます。

北海道に上陸した台風第５号は、１５日朝にはオホーツク海へ進み、その後、温帯低気圧に変わるでしょう。１６日は気圧の谷の中となる見込みです。このため１５日から１６日にかけて気圧の傾きが大きく、大気の状態が不安定となるでしょう。釧路・根室・十勝地方の１５日３時の天気は、雨で、ところどころで霧となっています。１５日は、釧路地方は雨で暴風を伴い、根室・十勝地方は雨時々曇りで、ともに雷を伴い激しく降る所があるでしょう。１６日は、曇り一時雨の見込みです。海の波の高さは、１５日は７メートルと大しけのち５メートルで、うねりを伴うでしょう。１６日は、４メートルから５メートルとうねりを伴いしける見込みです。